無料の出会い系サイトは今インターネットにあふれてます。その中でも特に完全無料を売りにしたサイトは、一体どうやってサイト運営の経費を賄っているのか、不思議に思われたことはないですか?

ボランティアでやってくれてる? 今どきまずないでしょう。その仕組みは新聞とよく似てます。新聞の場合、スポンサーが新聞社にお金を払って、その代わりに新聞社は誌上に広告を掲載することにより新聞を買った読者に広告をみてもらいます。新聞社が得る広告収入は大きな収入源として運営に役立ちます。

インターネットの場合はサイトに広告を掲載して見てもらうか、クリックしてもらうことによってスポンサーから広告費を得る仕組みです。もっとも出会い系サイトを訪れる人は一般のポータルサイトに比べて訪れる人が少ないので、できるだけ多くの人に会員になってもらって定期的に恒常的に閲覧やクリックしてもらわないと、大した広告金額にならないことになります。

会員数が少ない小規模の出会い系サイトの運営は広告費だけで経費を賄えない状態になります。足りない分は会員から回収するしかないので、あの見つけにくい場所に有料である事を小さく書くなど、色々と手の込んだ罠をしかけたりするわけです。

無料出会い系サイトは多くの広告収入つまり運営資金を得るために、できるだけ多くの人に会員になってもらう必要がありますし、会員数の多さを売りにします。よく会員数50万とか100万を売りにしている無料サイトがありますが、あの会員数は運営側が示す自己申告数であることが多いので、あまり鵜呑みにできません。会員数100万人と書いてあっても、退会者も含んだ通算会員数だったり、サイトを利用しなくなった幽霊会員も含んでる場合もあるからです。

有料の出会い系サイトもあります。

以前は無料出会い系サイトと有料出会い系サイトというのは形式がはっきりと別れていました。無料出会い系サイトはサイト内で何をしても無料ですし、逆に有料出会い系サイトの場合はすべてのアクションに対して費用が発生します。

学生やサラリーマンでも年収が低い若い世代は、有料サイトを利用することに対して相当な思い切りが必要かもしれません。逆にある程度の経済力を持つ男性なら「本当に会えるなら金を出してもよい」と考えている人も多いようです。

そうやって納得して有料サイトを始めた人でも強い不満を感じる場合があります。まったく会えない時です。有料サイトでは親しくなってからデートに誘うのに失敗した、という段階はおろか、まったく女性に相手にされない場合でも同じ程度の利用料が発生します。その結果、全然会えないのに金ばかりかかる、という理由で退会して別な出会い系サイトに移る男性も少なくはありません。

そこで最近現れたのがいわゆる出来高制の出会い系サイトです。例えば女性からメール交際がOKの返事を確認した以降のやり取りが有料になって、最後に直アドを交換した際に定額を支払うといった具合です。これならメール交換の料金数千円と直アド交換料数千円だとしても、あとはサイト外で交際できますから負担になりません。

女性にアプローチをして、よい結果が出るまでは完全無料ですから、多くは無料サイトの仲間として扱われているようです。サイトによっては女性にも同様に出会えてからは有料としている場合もあります。